高齢者社会が加速している日本では、昔のようにシニアは賃貸を借りられないということはなくなってきています。平成13年には「高齢者の居住の安定確保に関する法律」が施行され、平成23年にはサービス付き高齢者向け住宅」の登録制度が創設されました。千葉では、「千葉県あんしん賃貸支援事業」を行っています。シニアなどの住宅確保要配慮者の住まい探しをサポートしてくれる不動産仲介業者や支援する団体を登録し、広く情報提供を行うことで、賃貸住宅への円滑な入居を支援するといった制度です。
県の決めた基準をクリアした不動産仲介業者や支援団体が登録されており、基準を満たさない場合は削除されます。また、「サービス付き高齢者向け住宅」については「サービス付き高齢者向け住宅情報提供システム」で検索することができるようになっています。サービス付き高齢者住宅には様々な基準が設けられており、バリアフリーの基準もあります。そのため、バリアフリーをはじめとしてシニア向けの設備を有した住宅となっていますので、安心して入居できます。
サービス付き高齢者向け住宅をお探しの場合は、システム検索を行ってみるのもよいでしょう。千葉県特定優良賃貸住宅制度もあります。県内で13団地・154戸の特定優良賃貸住宅があり、所得に応じて国と県が補助してくれます。住宅を借りるにあたって費用負担が厳しい方は、空き状況や申し込み方法について確認してみるのもよいかもしれません。